風水リフォームとは?快適な住み心地を手に入れる5つのポイント

住宅をリフォームする際に、正しい風水の知識に基づいてリフォームすれば、快適な住み心地を実現しつつ、家の運気を高める効果が期待できます。

しかし、風水リフォームについて詳細がよく分からず、迷っている方も多いでしょう。

この記事では、風水リフォームの基本的な考え方から、リフォームを成功させるためのポイントや避けるべき注意点まで、詳しくご紹介します。

これからご自宅のリフォームを考えている方は、ぜひ参考になさってください。

風水リフォームとは?

風水リフォームとは?

風水リフォームとは、風水の考え方を取り入れて、住宅をリフォームすることを意味します。

そもそも風水とは、中国由来の思想体系であり、身の回りにある「気」の流れを整え、開運や幸福を目指す考え方です。

住宅をリフォームする際、生活や家事などでの使い勝手のみを意識して工事をおこなうと、気の流れが悪くなり、結果的に住みにくい家になってしまうことがあります。

その点、風水の観点で間取りや家具などの配置、色などを決めれば、住む人にとって快適な環境を実現できるでしょう。

風水と家相の違い

風水と似た考え方に「家相」があります。家相とは、間取りや配置、方角などをもとに、住宅の吉凶を判断する考え方です。

もともとは家相も、風水と同様に中国由来の考え方ですが、日本の神仏習合と結び付いたことで、日本独自の進化を遂げてきました。

風水と家相の違いは、風水が「吉」を探すことに重きを置く考え方なのに対して、家相が「凶」を避けることを主眼とする考え方である点にあります。考え方の基本は一緒なので、リフォームをする際は、どちらも非常に参考になるでしょう。

風水リフォームのポイント

風水リフォームのポイント

風水リフォームをする際は、リビング・ダイニングやキッチンなど、家の場所ごとにポイントがあります。

ここでは、場所ごとの5つのポイントについて、詳細を確認していきましょう。

リビング・ダイニングの風水リフォーム

リビング・ダイニングの風水リフォームでは、明るく開放感のある空間づくりがポイントになります。

風水リフォームの考え方では、陽光が入って明るいリビング・ダイニングの方が、良い気が集まり、運気が高まるとされています。そのため、大きな窓を設置したり、吹き抜けにしたりして、明るいリビング・ダイニング空間にすることを意識しましょう。

また、リビング・ダイニングは家族が集まり、気も集まりやすい空間です。そのため、集まった気を適切に循環させるために、生活・家事動線を広々と取ったり、換気しやすい構造にすることも意識しましょう。

キッチンの風水リフォーム

キッチンの風水リフォームでは、清潔感のある空間にすることが重要です。

食を司るキッチンは、風水的に金運と健康運を左右する場所だといわれています。

もし調理器具が乱雑に置かれていたり、ゴミが見える状態で放置されていたりすると、家族の金運と健康運が損なわれてしまうかもしれません。

そのため、掃除を徹底するのはもちろんのこと、収納しやすい棚を設置したり、蓋付きのゴミ箱を置くなど、散らかって見えにくい工夫も重要です。

キッチンでは火と水を使うことから、それらを中和してくれる植物を置くと良いとされています。また、キッチンに窓があると金運が逃げやすくなるため、窓なしでリフォームするか、窓がある場合はカーテンを付けると良いでしょう。

寝室の風水リフォーム

寝室の風水リフォームにおいては、寝室の位置や、ベッドの配置などに注意することがポイントです。

まず、風水リフォームでは、寝室の位置は家の中心以外が良いとされています。方角的には、「東」「西」「東南」「北西」がおすすめです。

また、寝室に必須であるベッドの位置は、寝室のドアや窓と正対しないように注意しましょう。ドアと窓はそれぞれ、気の入り口と出口になる場所となるため、そこにベッドを正対させてしまうと、運気が下がってしまいかねません。

浴室・トイレなど水回りの風水リフォーム

浴室・トイレなど水回りの風水リフォームにおいては、水由来の悪い気を取り除くことと、間取りの位置がポイントになります。

まず浴室は、身体の汚れとともに厄を洗い流す場所ですが、同時に厄が溜まりやすい場所でもあります。そのため、定期的に掃除をして清潔に保つのはもちろん、明るい色のタイルでリフォームするなどして、見た目の清潔感を出すことも重要です。

続いてトイレは、汚水がたまることから、悪い気が発生する不浄の場とされています。そのため、観葉植物を置いて悪い気を浄化させるのが効果的です。また、トイレの臭気にも悪い気が含まれるため、芳香剤を置くのも良いでしょう。

なお、浴室とトイレは、風水的に家の中心に配置するのは良くないとされるため、リフォームする際はなるべく家の角などに配置しましょう。

玄関の風水リフォーム

風水リフォームにおいて、玄関は気の出入り口と考えられており非常に重要です。

まず、外から入った良い気が家中を流れるよう、開放感のある広々とした玄関にすると良いでしょう。また、直線的なデザインだと気が滞りやすくなるため、カーブ状にするのがおすすめです。

そして、玄関に良い気を呼び込むには、方角にも注意してください。方角によって風水的意味が変わりますが、一般的には、太陽が昇って最高位に達することから、東から南にかけての方角が良いといわれています。

風水リフォームでやってはいけないこととは

風水リフォームでやってはいけないこととは

最後に、風水リフォームでやってはいけないことを2つご紹介します。

これから風水リフォームをおこなう方は、これらを避けるようにしてください。

リフォームしてはいけない時期にリフォームする

風水リフォームでは、以下に挙げる時期はリフォームしてはいけないとされています。

  • ・1~3月の決算期
  • ・6月の梅雨時期
  • ・盛夏・厳冬期
  • ・夏休みなどの長期休暇中
  • ・「仏滅・三隣亡」などの縁起が悪いとされる日
  • ・「立夏・立秋・立冬・立春」の土用期間

これらの時期にリフォームすると、運気が下がる原因になりかねないため、なるべく避けるようにしましょう。

方位・方角を意識せずにリフォームする

ここまでにも何度か挙げている通り、風水リフォームでは、方位・方角が非常に重要なポイントとされています。

意識すべき方位・方角はケースによって異なりますが、特に「三殺」と呼ばれる不吉な方角は避けることが重要です。三殺は年ごとに移動するため、リフォームを実施する前に確認するようにしましょう。

まとめ

今回は、風水リフォームとは何かについて、リフォームのポイントや、やってはいけないことも含め、詳しく確認してきました。

風水の考え方に基づいてリフォームをすれば、家の気の流れを整え、そこで暮らす家族の運気を高めることに繋がります。今回ご紹介したことを参考にして、風水リフォームで快適な住み心地を手に入れましょう。

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