土岐市で家づくりをするときに最適な間取りとは?ポイントと注意点まとめ

美濃焼などの陶磁器で有名な岐阜県の土岐市。大都市圏である名古屋市に非常に近く、都会へのアクセスが良いことから、岐阜県内の中でも居住を希望する人が大変多い地域となっています。
そんな土岐市で新築を建てようとする際、あなたはどのような点に注目するでしょうか?
建築素材の種類や外装のデザイン、立地条件やコストなど、人によって気になるポイントは様々です。
今回はそんな中でも、家づくりを考える上で欠かせない「間取り」にスポットを当ててポイントを解説していきます。

申し遅れました。私は、土岐市で数多くの新築注文住宅やリフォームを手掛ける会社の社長をしております、ワダハウジング和田製材の和田浩志と申します。
よろしくお願いします。

土岐市で家を買うなら間取りの勉強を!

家を購入する際には、デザイン事務所などに足を運んでスタッフの方と話を進めていきますよね。
その過程で、土岐市で実際にどんな家を建てるのかという構想の段階に入った時に、設計士をはじめとした担当者と住宅の構造について相談する機会があります。
ここで重要になってくるのが、間取りの設計です。

相談する中では、土岐市の家のどの箇所にどんな部屋を作りたいのか、スペースはどのくらいの広さを設けるのかといった部分を細かく決定していく流れになります。
しかし、その際に間取りに関する知識を持っていないと、全てを設計士の方に委ねる形になってしまいます。
これでは、土岐市で家族に合った理想のマイホームを作ることが難しくなってしまい、後から後悔してしまうかもしれません。
そうなる前に、住宅の間取りの知識はある程度身につけておくことが大切です。
特に、家の中で家事を行う主婦の方は、事前にしっかりと勉強しておくことをおすすめします。

特に頭を使うのが収納スペース

土岐市で家の間取りを設計する上で、特に考えなければならないことが多いのが収納スペースです。

普通、間取りと言えば、リビングやトイレといった各生活スペースの場所や大きさを決めることをイメージしますよね。
しかし、実際に土岐市で家づくりを始めるとなると、収納スペースをどこにするかに頭を巡らせる事になります。
衣類や靴、日用品や貯蔵品など、家庭にはそれぞれ目的に合わせた収納スペースをつくる必要があります。
押し入れのような一つの大きなスペースでまとめてしまえば簡単な話ですが、それでは生活を送る上で不便になりがちです。
考えられた収納スペースを各所に設けて服や道具の出し入れを快適にすれば、日常で無駄な移動が減り、家族みんなが土岐市で快適に暮らせるようになります。

例えば、浴室前にある洗濯機や洗面台を設置する部屋には、タオルやボディソープ、洗濯用洗剤などをしまう場所が必要になります。
これら専用の収納スペースをそれぞれ設けて、なおかつ家族が窮屈な思いをせずに衣類の着脱ができるよう配慮するのがポイントです。
子どもと一緒にお風呂に入ったり、部屋干しをする際にはスペースが狭く感じることも多く、後から間取りを考えなかったことに後悔する方がたくさんいます。

また、お風呂から上がるとパジャマに着替えると思いますが、この着替えの衣服が遠い場所にあると取りに行くのが面倒ですよね。
そこで、浴室前のスペースにパジャマをしまう収納を確保しておけば、家族みんなが着替えの準備に困りません。
パジャマの用意を忘れてしまった際にも便利です。

他には、玄関の近くにコートやジャンパーなどの上着をしまうスペースを設ける等の工夫があります。
仕事や学校から帰って来て、上着をリビングの適当な場所にかけてしまうという方も多いのではないでしょうか。
あるいは、1階の奥にある部屋や2階の部屋にあるハンガーラックまでしまいに行く方もいるでしょう。
しかし、玄関前に家族で共有するクローゼットを置けば、服の散乱を防いだり移動が楽になるなど大変便利です。

このように、家族の行動や目的に合った収納の間取りを考えることで、家族みんなの土岐市での生活がストレスフリーなものになります。
なお、収納場所は高さや幅などを大まかにイメージしておくことも大切です。
その場所に何をしまうのか、家族何人分のモノをそこにしまうのか、長さや太さ的にしまえるのか否かといったポイントにも注目してみましょう。

間取りの広さは用途によって変えよう

土岐市に一軒家を建てるとなると、せっかくなら広々とした開放的な空間を設けて、家族が悠々と過ごせるものにしたいですよね。
しかし、部屋の広さは大きければ良いというものではありません。
それぞれの間取りに必要な広さをじっくりと考える事で、無駄なスペースのない効率の良い空間が完成します。

リビングやプライベートルームは広い方が贅沢に感じますし、なるべくスペースを大きく取りたいと考える方が大半かと思います。
しかし、過ごす時間が長い部屋はそれだけ冷暖房や電気を使う時間も長くなるため、光熱費もその分上がってきます。
特に広い部屋は寒い季節には暖まりにくいため、ランニングコストを配慮しなければ、後々の家計に響いてくるかもしれません。
リビングとは逆に、過ごす頻度の少ない客間のスペースは狭く取る方が大半でしょう。
しかし、あまり狭すぎると複数人の来客時に窮屈な思いをさせてしまうなど、お客さんに失礼になります。
夫の仕事関係の来客もそうですし、妻のご近所付き合いで使用することも考えられるので、なるべく余裕を持ったスペースにしておく方が無難です。

土岐市の家づくりでは、玄関の間取りで失敗したという声もよく聞きます。
リビングなど他のスペースを広く取る代わりに玄関を狭くする、といった発想を時々する方が土岐市にもいますが、これはナンセンスです。
玄関は一般的な家庭では毎日通る場所であり、忙しい朝の出勤や通学でお世話になるスペースです。
なるべく余裕を持ってスムーズに靴を履けるよう、広めにとっておく方が、ストレスを軽減できます。

また、子どもの友人が集まったり来客で大人数が家に上がる際には、靴が散乱することも考えられます。
玄関が狭いと互いに靴を踏みつけてしまったり、場所が分からなくなってしまう可能性もあるので、ある程度の広さは確保しておきましょう。

現代人には生活動線の意識が重要!

生活動線という言葉をご存知でしょうか?
忙しいことの多い現代の日常生活では、家の中で無駄な移動はなるべく避けたいものですよね。
例えば、リビングとトイレがそれぞれ遠い場所にあると、移動に時間がかかります。
これが今の家に住んでいる間は一生続くと考えると、移動にかかる無駄な時間が非常に気になって来ます。
こうした事態を防ぐために、建築業界では生活導線という言葉を用いて、効率よく移動して生活を送れるよう家づくりを行う上で配慮しています。
土岐市に家を建てるなら、間取りを決める際にこの動線を意識することが重要です。

土岐市の家で効率の良い動線をつくるなら、まずは家事や育児がスムーズに行えるかをチェックしてみましょう。
洗濯機から物干し竿までの距離が近いか、キッチンからリビングのテーブルまでの距離が近いか等、基本的な部分から着実に整理してくことが大切です。
小さな子供がいる場合は、特に意識すべき点が増えます。
キッチンに立っている状態でリビングにいる子どもを目で確認できるか否かは、トラブルを防ぐためにもチェックしておきたい項目です。

家族間でのコミュニケーションを重視したいのであれば、リビングにみんなが集まりやすい導線をつくってあげるのが最適です。
それぞれ家族の過ごす部屋がリビングを囲むような間取りになっていれば、気軽に交流ができます。
小さな子どもや高齢の方がいる場合は、目線や声が届くと安心感が増すでしょう。
ただ、家族同士で動線がぶつかり過ぎることも避けなければなりません。
例えば、書斎や子ども部屋など個人のスペースに共有の収納スペースを設けると、ぶつかり合う可能性が高くなります。
モノを出し入れする際に家族の邪魔をしてしまい、関係に亀裂が入ってしまう恐れがあります。

土岐市の住宅会社によっては、こうした動線管理を無視したプランを提案することもあるので、しっかりと自分の中で間取りの考えを持っておくようにしましょう。実際に行うであろう生活の行動パターンを、頭の中で描きながら設計するのがコツです。

子どもの成長を考えた間取りとは?

土岐市に家を持つとなると、子どものことを考えた間取りも意識する必要があります。
子どもの成長は早いという特徴もあるので、幼い頃にだけ適した形にするのではなく、家を出て自立する20代前半くらいまでを想定するのが良いでしょう。
産まれたばかりの赤ちゃんの頃は共有スペースで足りるので間取りを特に意識する必要はありませんが、勉強をはじめる小中学生に入ってくると、集中できる勉強スペースを設けなくてはなりません。

小学生であれば、まだ知識が少ないこともあり、親の手助けが必要になることもあります。
すると、キッチンなどで家事を進めながら面倒を見れるように、リビングの中に勉強スペースを設けるという選択肢が出てきます。
ダイニングテーブルを勉強机代わりにする家庭も多いのですが、これだと他の家族と机を共有する形になるかもしれませんし、目線が他に行きやすく集中力を損なう可能性もあります。
他のことに意識が向かないようにするためにも、前方が壁になった場所に小さな勉強スペースを取り入れるのがベストです。
ちょっとした勉強スペースを作れば、子どもだけでなく他の家族が裁縫や仕事を行うなど、汎用性の高い場所として機能します。

成長して中高生にもなると勉強が本格的になってくること、思春期に入ることを踏まえて、子ども部屋を用意してあげる必要が出てきます。
土岐市に家を建てる段階でこの部屋は確保しておかなくてはならないので、この先欲しい子どもの数や成長の段階を踏まえ、その数や広さを前もって考えておきましょう。
最近では核家族が進んでいる影響で、一人の子どものことだけを重点的に意識した構造を考えるケースも増えています。
しかし、子どもが自分の思い通りに育ってくれるとは限りません。
子どもにも自分の意志がありますし、用意した間取りを気に入るかは分かりません。
極端な例では、1階で平屋感覚の間取りにして、子ども部屋がない、もしくは狭いとなると不満が出る可能性もあります。
あまり自由の効かない間取りにすることは避けた方が良いでしょう。
また、子どもが独り立ちした後に子ども部屋をどうするかといった所まで考えておけば、将来も長きに渡って家を有効活用できます。

間取りを考える上で注意したい2つのポイント

土岐市で間取りを意識した家づくりをする場合、これまでに紹介したことを意識しながら、さらにいくつかのポイントに注意しておくことが求められます。

まず、リビングなどの広い空間を設ける際に注意したいのが、音や臭いによる影響です。
吹き抜けや開放的なリビングは実に心地の良いものですが、音が響きやすい点や臭いを漂わせやすい点が時にデメリットになります。
例えば、キッチンからの食事の香りが勉強部屋や書斎に届きやすい構造になっていると、集中力が欠ける原因になってしまいます。
特に注意しなければならないのはタバコです。
室内で喫煙する人がいる家庭に吹き抜けがあれば、2階まで煙が充満してしまうため、吸わない家族に迷惑がかかります。
音に関しても同じです。料理や掃除で音を立てることが多い場合、他の家族の部屋が近くにあると騒音で迷惑をかけてしまうかもしれません。
開放的な空間をつくる際には、こうしたデメリットがあることを理解しておきましょう。

次に注意したいのが、住宅における陽の光の取り入れ方です。
基本的には太陽の光を屋内に取り入れる採光性の高い方が良いイメージもありますが、あまりに窓が多すぎると眩しさが気になるなど、デメリットをもたらすケースもあります。
例えば、勉強や仕事をする部屋に西日が降り注ぐと、本や書類が見えづらくなって作業が捗らなくなります。
女性の場合は紫外線も気になってくるので、家事を集中して行う場所には、太陽光が入り過ぎないよう気を付けましょう。
逆に、玄関などは光を取り入れる意識を向けない方が多い傾向にあります。
玄関は頑丈な扉で締め切っているので、扉に光を取り入れる工夫は基本的になされていません。
玄関が暗いと朝から昼にかけて暗く感じることも多いので、周囲に採光用の窓を取り付けるなど工夫することが大切です。

間取りの設計は家族でじっくり話し合おう

大容量の収納、快適に移動できる部屋配置、自分専用のスペースが欲しいなど、家族によって個々の希望は変わります。
しかし、家族全員が共有する一軒家をつくることになるため、独りよがりの設計にならないよう注意しなくてはなりません。
それぞれの要望に折り合いをつけた形でバランスの良い家づくりを心がけ、共に相談しながら作ることが求められます。
後から家族間でトラブルが生まれないよう、前もって家族間で話し合うようにしましょう。

和田製材株式会社
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