「エコキュートが故障した。急いで交換したい」
「交換が初めてなので、どのような業者に依頼すべきかわからない」
「エコキュート交換業者の選び方について詳しく知りたい」
本記事では、このようなお悩みを抱える方のために、エコキュートの交換業者の選び方をご紹介します。そもそもエコキュートはどこで交換できるのか、交換業者の選び方、業者ランキングまで徹底解説しているので、ぜひお役立てください。
コンテンツ
エコキュートはどこで交換できる?業者の種類
エコキュートをどの業者で交換するべきか迷う方もいるかと思います。まずは、エコキュートの交換に対応している業者の種類を見ていきましょう。
業者の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
給湯器の専門業者 | ・工事の品質が高い ・対応スピードが早い ・機器の種類が充実している ・保証内容も手厚い |
・エリアが限られる場合がある |
インターネット業者 | ・店舗を持たないため価格が安い ・最近では保証の手厚い有料業者も増えている |
・悪質業者も少なくない |
ハウスメーカー | ・大手ならではの安心感がある ・運営体制が整っている |
・費用が高め ・工期が遅れやすい |
家電量販店・ ホームセンター |
・店頭商品から選べる ・店内の窓口に直接相談できる |
・工事は下請け業者が実施することが多い |
リフォーム業者 | ・工事品質が高い ・他工事と一緒に依頼すると割安 |
・エコキュート交換の単体工事だと割高になる |
電力会社・ ガス会社 |
・大手インフラ会社の安心感 ・電力会社との契約で割引などを受けられる可能性がある |
・費用相場が高め |
給湯器の専門業者
エコキュート交換の業者を選ぶとき、第一に検討したいのが給湯器の専門業者です。
給湯器の新規設置や交換に特化しているため、工事の品質はもちろん対応スピード、保証内容、取り扱い機器の種類も充実しています。
ただし、専門業者同士の競争が激しく、優良業者とそうでない業者を見極めるのが難しいといえます。
業者によっては限られたエリアにしか対応していなかったり、商品在庫がなくスピード対応が難しかったりする場合があるので、しっかりと調べることが大切です。
インターネット業者
インターネット業者のメリットは「価格の安さ」です。実店舗を持たないことで低価格を実現しています。
ネット上で口コミや評判を調べられるため、目的にあったエコキュートを見つけ、スマートフォンからすぐに交換依頼ができます。
最近では、他社と差別化を図るために保証を手厚くしている業者もあるため、優良業者を選べば、給湯器の専門業者と同等のサービスを受けられるでしょう。
ただ、参入障壁が低いため悪質業者も少なくありません。無資格のスタッフが工事をおこないトラブルに発展したケースもあるため、インターネットでの交換業者を選ぶ際は慎重に判断する必要があります。
ハウスメーカー
ハウスメーカーでもエコキュートの交換依頼が可能です。
大手企業なので運営体制が整っており、高品質な工事が期待できます。価格よりも品質を重視したい方にとっては安心感があるでしょう。
ただ、エコキュートの工事を専門におこなっているわけではないため、作業工賃が高かったり、工期が遅れたりする場合があります。
家電量販店・ホームセンター
大手の家電量販店やホームセンターも、エコキュートの新規設置や交換に対応しています。
店頭に商品が並んでいるため、機種や料金の比較検討がしやすいのがメリットです。多くの場合、店内の窓口にて直接相談できます。
現地調査もおこなってくれますが、実際の工事は下請け業者に依頼しているケースが多く、工事の内容やクオリティにギャップが生まれないよう慎重にすり合わせることが大切です。
リフォーム業者
リフォーム業者は、エコキュートを含む給湯機やシンクの設置・交換など、給排水設備の工事にも対応しています。
文字通り「リフォーム」に特化しているため工事の品質は高いです。「お風呂のリフォームと一緒にエコキュートも交換したい」など、他の水回り工事と同時に依頼することで費用も安く済みます。
ただし、エコキュート交換だけの単発工事となると割高になるので要注意。基本的には大がかりなリフォームと同時に依頼するのがおすすめです。
電力会社・ガス会社
電力自由化などに伴い、電力会社やガス会社も積極的にエコキュートの交換をおこなうようになりました。
大手インフラ会社が交換作業をおこなうため安心感があるのがメリット。電力会社との契約による割引や機器のリース契約や分割払いに対応しているケースも多いです。
ただし、費用相場がやや高めなのが難点といえます。インターネット業者と比較すると大きな価格差が生まれるため、とにかく費用を抑えたい方にとっては依頼しにくいでしょう。
エコキュートの交換業者の比較ポイントと選び方
エコキュートの交換サービスをおこなっている業者は多いため、目的や予算にあった依頼先を選ぶにはどうすればよいか迷ってしまいますよね。ここではエコキュートの交換業者選びで参考にしたい比較ポイントをご紹介します。
【比較ポイント】
1. 料金のわかりやすさ
2. 見積もりの解像度
3. 品揃え
4. 担当者の対応
5. 施工実績と口コミ
6. 現地確認の有無
7. ホームページの更新
8. 対応エリア
9. 迅速なトラブル対応
10. アフターケアの充実度
1. 料金システムがわかりやすいか
料金システムが明瞭かどうかは、エコキュートの交換を依頼する際の重要なポイントです。主な費用は「本体価格」「工事費」の2つ。これに加えて保証料やオプションの工事費などが加わります。
親切な業者であれば、どの項目が税込いくらになるか詳しく記載しています。着工後に「見積もりには記載がなかった費用が発生した」といったトラブルを避けるためにも、あらかじめホームページや見積もりで料金を確認しておきましょう。
2. 配管も変える前提で見積もりを出しているか
エコキュートの交換では、本体だけでなく、ヒートポンプ配管(エコキュート本体と貯水タンクをつなぐ管)も交換するのが一般的です。
配管も長年使用すれば負荷がかかり、水漏れトラブルの原因になります。そのためエコキュート本体と同時に配管も交換するのが望ましいのです。
配管を交換しないことを伏せて費用を安く見せる業者も存在するため、見積もりを出した際に、「配管の機器・交換費用」が含まれているか確認しましょう。
3. エコキュートの品揃えは豊富か
エコキュート本体の品揃えも、業者を選ぶうえでは重要なポイントです。各メーカーがさまざまなタイプのエコキュートを販売しており、機器によって給湯タイプや搭載機能も異なります。品揃えが豊富であれば、その分自分にあったエコキュートを選びやすくなります。
4. 電話での担当者の対応を見ておく
業者に問い合わせた際の担当者の対応もチェックしておきましょう。
エコキュートの交換には知識と技術が必要であり、電話受付も含めてスタッフが業務を理解しているかは重要な判断ポイントとなります。
初めての交換となれば、疑問点や不安もあるはずです。知識がなく不安な人に対して、親切丁寧に答えてくれる業者を選びましょう。
5. 施工実績や利用者からの口コミを確認する
信頼できる交換業者がどうか判断するためにも、施工実績や口コミを確認しておきましょう。
優良業者であれば、ホームページに施工実績や資格を公開しています。あわせて、ネット検索やSNSなどで、実際にエコキュートの交換工事をした人の口コミもチェックしておきましょう。
同じ内容の悪い口コミが複数ある場合は、複数の人がサービスに対して同じ不満がある可能性が高いので、そのような業者は避けた方がよいでしょう。
6. 現地確認をしてくれるかどうか
エコキュートの交換では、まず現地確認を実施するのが基本です。現地確認をすることで搬入経路や設置スペースの確認ができるため、工事の具体的なイメージを掴めたり、細かい見積もりを出せたりします。
現地確認をしない場合、後から思いもよらぬ金額を請求されたり、工事を実施できなかったりする場合があります。優良業者を選ぶためにも、問い合わせ時に現地確認の有無は確認しておきましょう。
7. ホームページやSNSが最新状態かどうか
交換業者の公式ホームページやSNSの投稿状況も、信頼性を図るための重要なポイントです。
ホームページが数ヶ月更新されていない、SNSの投稿が1年以上ない、などの場合、そもそも業者が稼働しているのかわかりません。
人手不足手が回っていない、事業に対する意識が低いなどの可能性があります。交換業者を調べる際は、ページが適宜更新されているか見ておきましょう。
8. 設置場所が対応エリアに含まれているか
全国展開している大手であれば広いエリアに対応していますが、そうでない業者は対応エリアを限定していることが多いです。
そもそも交換場所がエリア外だと対応してくれないので、ホームページの情報を見たり問い合わせをしたりして、自分の居住地が対応エリアに含まれているか確認しておきましょう。
9. 24時間365日トラブル対応してくれるか
エコキュートは精密機器なので、故障や水漏れなどのトラブルがいつ起こるかわかりません。そのため、対応がスピーディーかどうかも確認しておきましょう。
給湯器が壊れると、キッチンのお湯やシャワーが使えないので、数日待たされるのは大変です。突然のトラブルにもすぐに駆けつけてくれる「24時間365日対応」の交換業者をおすすめします。
10. 保証やアフターケアが充実しているか
エコキュート交換を終えた後の保証やアフターケアも確認しておきましょう。交換依頼するにあたって、特に押さえておきたい保証項目は以下のとおりです。
・保証範囲
・交換後の保証期間
・修理をおこなった場合の負担割合
・修理回数や上限金額
保証期間は長くても、修理の回数や金額に上限を設けている業者もあります。また、修理代や部品代、スタッフの出張費など、業者によって負担範囲も異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
エコキュートの交換業者おすすめ10選
給湯器の交換業者は多いため、どの業者を選ぶべきかわからない方もいるでしょう。ここでは、特にサービス品質の高いエコキュートの交換業者をご紹介します。
1. 住設ジャパン
引用:住設ジャパン
住設ジャパンのおすすめポイント
・「明朗会計」「安心価格」「良質工事」の3つを掲げる
・表示価格に本体代金以外の費用が含まれている
・着工後の追加費用も発生しない
住設ジャパンは、関東圏を中心に住宅設備工事をおこなう業者です。エコキュートやクッキングヒーター、エアコン、蓄電池、太陽光発電までさまざまな住宅設備を扱っています。エコキュートの交換工事の実績も豊富です。
「明朗会計」「安心価格」「良質工事」の3つを掲げている同社。公式ページの表示価格には本体代金・工事費・撤去処分費・スタッフの出張費すべてが含まれています。
工事は経験値の高い専門スタッフがおこない、着工後の追加費用も発生しないため安心です。ダイキンや三菱電機、パナソニック、日立、リンナイなど取り扱いメーカーも豊富なので、目的にあったエコキュートを選びやすいでしょう。
住設ジャパンの概要
運営会社:住設ジャパン株式会社
電話番号:0120-505-107
対応エリア:東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨、長野
取り扱いメーカー:ダイキン、三菱電機、コロナ、パナソニック、日立、リンナイ、長府製作所など
公式ページ:https://jsjc.jp/
2. 生活堂
引用:生活堂
生活堂のおすすめポイント
・創業から18年、工事実績117万件のキャリアをもつ
・本体代金と基本工事費のセット販売が人気を集める
・インターネットで相談から申し込みまで完結できる
生活堂は、インターネットを専業に住宅設備のリフォームをおこなう業者です。給湯器やトイレ、浴室など水回り工事をはじめ、ウッドデッキやバルコニー屋根まで幅広く対応しています。
18年のキャリアがあり工事実績も117万件と豊富。商品の本体代金と基本工事費がセットとなったプランが好評です。
インターネットを専業としているため、ネットで相談から申し込みまでを完結できるのがメリット。公式ページでの簡単な設問に答えるだけで見積もりを出すことができます。
生活堂の概要
運営会社:株式会社ライフワン
電話番号:050-3533-0303
対応エリア:22都府県
取り扱いメーカー:三菱電機、パナソニック、日立、ダイキン、東芝、コロナなど
公式ページ:https://www.seikatsu-do.com/
3. 交換できるくん
引用:交換できるくん
交換できるくんのおすすめポイント
・明瞭な料金システムと10年保証が強み
・着工後の追加請求もなし
・カードやオンライン決済、分割払いなど決済手段が豊富
交換できるくんは、住宅設備の交換をメインにおこなうインターネット完結型の業者です。エコキュートを含む給湯器をはじめビルトイン食洗機、トイレ、エアコンまで住居内の設備を総合的に扱っています。
料金システムがわかりやすく、商品代金・基本工事費・廃棄費・諸経費・10年保証を1つのパッケージとして販売。着工後の追加請求なしを売りにしています。クレジットカードからオンライン決済、分割払いなど決済手段も豊富です。
交換できるくんの概要
運営会社:株式会社交換できるくん
電話番号:0120-12-8864
対応エリア: 一部の県を除き全国
取り扱いメーカー:三菱電機、パナソニック、ダイキン、東芝、日立
公式ページ:https://www.sunrefre.jp/
4. みずほ住設
引用:みずほ住設
みずほ住設のおすすめポイント
・特にエコキュートの実績が豊富な住宅設備関連会社
・下請け会社に依頼しない完全自社施工をおこなう
・工事経験豊富なスタッフが多く在籍している
みずほ住設は、埼玉県さいたま市に本社を構える住宅設備関連業者です。特にエコキュートの取り付け実績が豊富で、下請け会社に依頼しない「完全自社施工」にて交換作業をおこないます。
見積もり作成では、電話やメール、LINEなどでの簡単なものから、現地調査による正確な見積もりまで対応。工事経験豊富なスタッフも多く在籍しており、クオリティの高い工事を実施。万が一のトラブルに備えて最長10年の無料保証が付帯しています。
みずほ住設の概要
運営会社:みずほ住設有限責任事業組合
電話番号:0120-944-356
取り扱いメーカー:三菱電機、東芝、日立、長府製作所、コロナ、ダイキンなど
公式ページ:https://mizuho-jyusetu.com/
5. キンライサー
引用:キンライサー
キンライサーのおすすめポイント
・給湯器の交換20万件以上のキャリアをもつ業者
・専門資格を保有するプロのスタッフが施工
・スタッフが給湯器選びをサポートしてくれる
キンライサーは、給湯器領域をメインに電気・ガスの小売事業、リフォーム事業を展開する業者です。
創業25年とキャリアが豊富で、給湯器の交換実績だけでも累計20万件以上。専門資格を保有するプロのスタッフが丁寧な施工をおこないます。
問い合わせ後、当日や翌日のスピード工事も対応可能です。ダイキン、コロナ、三菱電機など国内主要メーカーを主に扱っており、見積もり時にスタッフが給湯器選びをサポートしてくれます。他社製品からの交換も可能です。
キンライサーの概要
運営会社 株式会社キンライサー
電話番号:0120-250-910
取り扱いメーカー:ダイキン、コロナ、三菱電機、パナソニック、東芝、日立、長府製作所
公式ページ:https://www.kyutooki.com/
6. チカラもち
引用:チカラもち
チカラもちのおすすめポイント
・下請けでない自社の有資格スタッフが交換をおこなう
・大手メーカーのエコキュートを豊富に取り扱っている
・銀行振込からカード、ローン分割まで支払い方法も豊富
チカラもちは、株式会社ライズカンパニーが運営するエコキュートの交換専門業者です。北海道から鹿児島まで全国45都道府県エリアに対応しており、自社の有資格スタッフがエコキュートの高品質な工事をおこないます。
ダイキンや日立、パナソニックなど大手メーカーの取扱も豊富です。自社で施工をおこなうため下請け業者への無駄な中間マージンが発生せず、消費者に低価格でエコキュートを提供できます。銀行振込やクレジットカードをはじめ電子マネー、ローンでの分割払いなど決済手段も豊富です。
チカラもちの概要
運営会社:株式会社ライズカンパニー
電話番号:0120-337-910
対応エリア:45都道府県
取り扱いメーカー:ダイキン、日立、三菱電機、パナソニック、コロナ
公式ページ:https://chikaramoti.jp/
7. 給湯デポ
引用:給湯デポ
給湯デポのおすすめポイント
・エコキュート交換を専門とする業者
・即日交換を実現できるスピード対応が魅力
・料金システムも明瞭で10年保証も付帯している
給湯デポは、yhs株式会社が運営するエコキュート交換専門業者です。グループでの施工が10万件以上と実績も豊富で、全国に広がるネットワークで41都道府県エリアをカバーしています。
最大の魅力は、問い合わせから即日交換を実現できるスピード交換です。スピード対応に加えて、エコキュート専門店ならではの技術力とコストパフォーマンスを実現します。料金システムもわかりやすく、商品の本体代金・工事費・10年保証とシンプルです。
給湯デポの概要
運営会社:yhs株式会社
電話番号:0120-137-006
対応エリア:北海道や沖縄、東北を除く全国41都道府県
取り扱いメーカー:ダイキン、三菱電機、日立、パナソニック、東芝、コロナ
公式ページ:https://www.yhservice.net/
8. 住設ドットコム
引用:住設ドットコム
住設ドットコムのおすすめポイント
・エコキュートの注文実績は16万件以上
・大手メーカーを中心に豊富に商品を揃える
・大幅割引されたエコキュートも並んでいる
住設ドットコムは、長野設備工業株式会社が運営する住宅設備関連業者です。エコキュートをはじめとする給湯器、ガスコンロ、食洗機、エアコンの設置・交換まで幅広く対応しています。
累計1万点を超える商品を取り扱っており、エコキュートもダイキン、パナソニック、コロナなど大手メーカーを中心に商品数が豊富です。エコキュートの注文が16万件以上と実績も豊富ながら、「68%オフ」「63%オフ」など大幅割引されたエコキュートも並んでいます。
住設ドットコムの概要
運営会社:長野設備工業株式会社
電話番号:0120-107-244
対応エリア:全国
取り扱いメーカー:三菱電機、ダイキン、パナソニック、コロナ、日立、長府製作所など
公式ページ:https://jyusetu.com/
9. タカラサービス
引用:タカラサービス
タカラサービスのおすすめポイント
・エアコン設置業者だがエコキュートの交換実績も豊富
・住居規模に合わせたリットル数のエコキュートを多数用意
・期間内の修理回数・金額の上限がないなど保証が手厚い
タカラサービスは、エアコンの販売・設置をメインにおこなう業者です。エコキュートの交換実績も豊富で、ダイキンから三菱電機、パナソニックなど大手メーカーの機種を揃えています。
エコキュートのリットル数も300、370、460、560など住居規模に合わせて細かい機種を用意。アフターケアも充実しており、保証期間は5年・8年・10年から選択可能です。
期間内であれば何度でも修理でき、修理金額の上限もありません。交換後の故障やトラブルが心配な方にはおすすめです。
タカラサービスの概要
運営会社:株式会社タカラサービス
電話番号:0120-655-080
対応エリア:全国
取り扱いメーカー:ダイキン、三菱電機、パナソニック、コロナ、ヒタチ、東芝
公式ページ:https://ecocute.takara-co.jp/ecocute.html
(エコキュートのページ)
10. 給湯器駆けつけ隊
引用:給湯器駆けつけ隊
給湯機駆けつけ隊のおすすめポイント
・給湯器のスピード交換を強みとする業者
・電話からの相談であれば最短30分で駆けつけてくれる
・24時間365日対応している
給湯器駆けつけ隊は、株式会社ミズテックが運営する給湯器の交換業者です。エコキュートを含む給湯器のスピード交換を売りにしており、電話だと最短30分で現場に駆けつけて対応してくれます。
24時間365日対応しており、同社で施工した給湯器すべてに10年間の保証が付帯。万が一のトラブルが起きても安心です。
給湯機駆けつけ隊の概要
運営会社:株式会社ミズテック
電話番号:0800-999-2300
対応エリア:青森県、秋田県、岩手県を除く44都道府県
取り扱いメーカー:リンナイ、ノーリツ、パロマ
公式ページ:https://kyutouki-kaketsuketai.com/maker/
エコキュートの寿命は?ベストな交換時期とは
エコキュートの寿命は、使用頻度や設置状況などによって異なりますが、一般的には「10年」といわれています。ただし以下のように、部品によっても耐久年数が異なるため注意が必要です。
・ヒートポンプユニット:5〜15年程度
・貯湯タンク:10〜15年程度
特にエコキュート独自の熱発生システムである「ヒートポンプ」のユニットは、修理費用が高額になりやすいです。10年程度使っていたら、そろそろエコキュートの交換を検討するのがよいでしょう。
エコキュートの交換工事を依頼する際の注意点
基本的にエコキュートの交換工事は業者にすべて任せることになります。その際に気をつけておきたいポイントがあるので、ここでお伝えします。
ヒートポンプ配管の素材には注意が必要
エコキュートの交換工事では、ヒートポンプ配管も交換するのが一般的です。その際の「配管の素材」には注意が必要です。素材の種類として以下のものがあげられます。
配管の種類 | 特徴 |
---|---|
アルミ三層管 | 耐熱性が非常に高く紫外線に強い。被覆(配管の表面)が劣化しにくいので水漏れを起こしにくい。パイプを曲げやすい上に曲げた状態でもキープしやすい |
架橋ポリエステル管 | 軽くて柔らかい。配管の接続もしやすいが、耐熱性が60度までと低い。エコキュートのお湯は90度まで出るので懸念がある |
銅管 | 耐熱性が高いのでヒートポンプ配管でも問題なく使える。紫外線リスクも少ない。ただしアルミ三層管や架橋ポリエステル管よりも柔軟性に劣る |
配管のメリット・デメリットから総合的に考えると「アルミ三層管」がおすすめです。耐熱性から劣化のしにくさ、柔軟性の高さまでトータルバランスの良い素材といえます。
また、業者が「配管の金具のつなぎ目」をどう処置するかも確認しておきましょう。
寒波のときなどに凍結しないよう、つなぎ目には保温剤を巻く必要があります。しかし、工事品質の悪い業者は保温材の処理をしないことがあります。また、簡易的なテープ式の保温材を使用する業者もありますが、この場合も隙間から風が入り凍結してしまう可能性があります。
機種が変わるとスペースに収まらないことがある
エコキュートには「角型」と「スリム型」の2つの機種があり、それぞれでサイズが異なります。サイズ感は以下の通りです。
・角型:幅60cm・奥行き70cm・高さ200cm
・スリム型:幅100cm:・奥行き45cm・高さ200cm
上から見た場合、角型のエコキュートは正方形、スリム型のエコキュートは長方形の形をしています。「設置場所の奥行きが思っていたより少なかったので角型が入らない」など、設置場所の基盤スペースにエコキュートが乗らない場合があるため、交換時は注意が必要です。現地調査の際に確認してもらいましょう。
工事中は水を使えない場合がある
エコキュートの交換では配管工事をおこなうため、最大で5時間ほど断水となる場合があります。1日ずっと使えないわけではないため過度な心配は要りませんが、念のためバケツに水を貯めておくなどの対策をしておくと良いでしょう。
エコキュートに使える補助金はある?
エコキュートの設置・交換には最低でも30〜40万円程度がかかるので、費用はできるだけ安く抑えたいもの。そこで活用したいのが補助金です。ここでは、エコキュートの設置や交換に使える補助金をご紹介します。
給湯省エネ2024事業(全国)
引用:給湯省エネ2024事業
給湯省エネ2024事業は、経済産業省が管轄している全国を対象とした補助金です。新築の注文住宅や既存住宅のリフォームなど、諸条件に合致した住宅に給湯器を設置した場合、補助を受けることができます。
補助金額のベースは1台あたり8万円。加えて「A要件」と「B要件」の片方あるいは両方を満たすことで補助金額が加算されます。
A要件
インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。
B要件
補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、a又はbに該当するものであること。
(a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率又は年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの、又は、b.おひさまエコキュート)
A要件で20,000円、B要件で40,000円、A要件とB要件の両方を満たすと5万円が加算されます。加算時の最大補助金額は13万円です。
エコキュートの補助上限は13万円です。エコキュートの購入だけでなくリース利用も補助対象となります。
【給湯省エネ2024事業の概要】
公式ページ:https://kyutou-shoene2024.meti.go.jp/
補助対象:新築住宅、新築分譲住宅、既存住宅の購入・リフォームなどの住宅に高効率給湯器を設置する事業
<エコキュートの場合>
省エネ法上のトップランナー制度の対象機器であること
※エネルギー消費効率の目標値を達成している機器
補助額:1台あたり8万円(諸要件を満たすと最大13万円まで)
東京ゼロエミポイント(東京都)
東京ゼロエミポイントは、東京都が管轄する補助事業です。設置済みのエアコンや給湯器、冷蔵庫などを省エネ性の高いものに替えることで、ポイントの補助を受けられます。
給湯器ではエコキュートをはじめエコジョーズ、エコフィール、ハイブリッド給湯器が対象です。最大で12,000ポイントが付与されます。
東京ゼロエミポイントの概要
公式ページ:https://www.zero-emi-points.jp/
補助対象:都内に住所のある個人、設置済みの家電を省エネルギー性の高いものに交換した人
<エコキュートの場合>
年間給湯効率が3.0以上(寒冷地仕様は2.7以上)
補助額:最大12,000ポイント
(2023年3月31日以前の購入は最大10,000ポイント)
※ポイント数に応じて商品券とLED割引券が付与
各自治体が実施しているエコキュート補助金
全国や東京都を対象としたエコキュート補助金を取り上げましたが、他にも各自治体がおこなう補助金制度があるので、いくつかご紹介します。
補助金名 | 補助金額 |
---|---|
高効率給湯器設置への補助金 泉大津市(大阪府) |
・潜熱回収型給湯器:10,000円 ・CO2冷媒ヒートポンプ給湯器:20,000円 ・ハイブリット給湯器:30,000円 |
北杜市再生可能エネルギー 設備設置費に対する補助金 北杜市(山梨県) |
1台あたり50,000円 |
太陽光発電設備及び 高効率給湯器設置費補助金 常陸太田市(茨城県) |
1台あたり最大72,000円 |
【まとめ】予算や目的に合ったエコキュート交換業者に選びましょう
エコキュートの交換業者といっても、専門業者からネット業者、ハウスメーカー、電力会社などさまざま。工事の品質やサポート体制などを総合的に考えると給湯器の専門業者がおすすめです。
予算はもちろん、品揃え・対応スピード、保証内容など「何を重要視するか」で業者の選び方は変わります。本記事の内容を参考に、ご自身の予算や目的に合ったエコキュート交換業者を見つけましょう。